理系大学院生の日常・非日常

生物系の大学院生です。理系大学院生の生活全般(就活など)について書いていこうと思います。

失恋うつ中に就活した話②

 

はじめに

今回は前回の話の続きになります。

(前回の話はこちらから↓)

3imuzi.hatenablog.com

 

 

初期の症状

今まで恋愛をしたことがなく、初めての彼女だったこともあり、自分でどういう風に感情の整理をしたらよいのか分からなかった私。結局失恋うつだと認識をしたのもだいぶ後になってからでした。

 

 

付き合っていた彼女の状況を知り、自分自身の体調に変化が生じます。

まず最初に生じたのは

 

①寝る直前まで彼女のことを考えてしまう

自分がやってきたことが間違ったのではないか、どうすればよかったのか考える。それの堂々巡り。朝起きてすぐ考え、電車に乗っている間も、周りの人と話している間も頭の片隅に(もしくは大部分が)彼女のことを考えてしまう。

 

②ご飯が食べれなくなる

①の副作用みたいな感じで、考えすぎてしまうせいでご飯食べるエネルギーが全部考えることに奪われる感覚。普段では経験することのない感覚です。

 

 

この2つの症状です。約2週間のインターンということもあり、しばらくはインターンに集中するために、数少ない思考の空き容量でインターンに取り組めたのは幸か不幸かわかりませんが、その2週間は2つの症状だけで済みました。

 

だけどやはり、体には影響を及ぼしていて、たった2週間で体重が2,3kg落ちていました(インターンから帰ってきた時に研究室の人たちに痩せた?と聞かれるぐらいには見た目も変わっていた)。

 

さすがにこのままじゃまずいと思い、大学にある相談室に行きカウンセリングを受けたのですが、ここが症状がかなり悪化するきっかけだとは思いもしませんでした。

(決して、相談室の担当の人が悪いわけではありません💦)

 

自分が失恋したと認知したら症状がますます悪化した

相談室でカウンセリングを何度も受けることになった私ですが、カウンセリングを受けて3回目ほどで、相談室の方から自分は失恋したことを認知していないのではないか?ということを言われました。

 

確かに別れてから、また連絡が来るかもしれないと思い、連絡先も消さずに残していたし、別れてからもどうなっているんだろうと、時々は気になっていた。そのような自分の考え方、行動は「彼女とはまだつながっている、つながっていたい」という想いからくるものだったと思います。

 

しかしながら、別れを告げられた時点で彼女との関係は終わった。まずはそこの認知、つまり、自分が振られたということを認知する必要があるといわれました。

 

当然、初めての経験だったので、自分にとって振られるとはどういうことかもわからず、ただただ、自分は彼女に否定されたんだと思い、相談室をあとにして研究室に戻る際に嗚咽が止まらなかったのは今でも覚えています。

 

その翌日から私はよく嘔吐するようになりました。この日を境に大体ではありますが、以下の症状が強く出るようになりました。

 

①嘔吐を頻繁に繰り返す

ただでさえ食べられないのに、頑張って口に入れたものを戻してしまう。ただ、電車に乗っていたり、友人と話していたりする間はセーブができた。

 

②じっとしていられなくなって動き出す

特に自宅にいる時に多かったのですが、じっとしていると彼女のことを思いだしてしまうので、ひたすら家の中を歩き回っていました。

 

③寝られなくなる

睡眠時間は細切れで2時間前後でしょうか。2時間以上寝れた日ももちろんありますが、寝られなかった日ももちろんのこと、ありました。寝られない間は、大体彼女に精神状態がどうすればよくなるのか調べたりしてたかな。

 

 

このような症状が長引き2月ごろには体重は1月より5キロ落ちてしまいました。

ここから本格的な就活が始まります。